こんにちは。
郡山市西ノ内の矯正歯科【RYU矯正歯科クリニック郡山プレミア】です。
 
歯を効率よく動かすために、用いる小さなネジ「アンカースクリュー」をご存じでしょうか。
インプラント矯正とも呼ばれるので、失った歯を補う人工歯と混同されている方も多く、「手術が必要なの？」「痛みがひどいの？」などと誤解する方も。
 
どんな特徴があるのかを知り、矯正用のスクリューネジを使用して、難しい症例と言われる歯並びも整えていきましょう。
 
 

よく人工歯のインプラント治療と混同される方が多いですが、違います。
 
アンカースクリューの見た目は直径1.5mm程度と小さなネジで、これを固定源として歯を動かす治療方法です。
アンカースクリューは、ミニインプラントや矯正用インプラントとも呼ばれています。
チタン製のネジを使用しているため身体にやさしく、アレルギーがでにくい材質です。
歯を動かしたい方向へ効率よく動かせるため、結果的に治療期間を短縮できるメリットがあります。
 
また、従来は奥歯を後ろに動かすのが困難で、歯の並ぶスペースを確保するため抜歯が必要です。
しかし、「出っ歯」「受け口」などの大きな歯並びの乱れでもアンカースクリューを用いれば、歯を抜くリスクが低くなります。
 
 

1.レントゲン撮影
アンカースクリューを埋める場所をレントゲンやCT撮影で確認します。
 
2.部分麻酔
歯ぐきの表面に塗る麻酔をしてから、部分的な麻酔を行います。
 
3.埋入
長さは6〜10mm程度と短く、歯科用の電動トルクドライバーで埋めていきます。
歯ぐきを切らないため痛みや出血はほとんどなく、腫れることもまれなのでご負担が少ないです。
 
4.矯正治療
アンカースクリューを固定源に、医療用のゴムを使用して動かしたい歯についている装置に引掛けることで、力をかけることが可能です。
 
5.不要になれば抜く
アンカースクリューを抜く際は、痛みはほとんどなく、傷口も小さいため数日で穴が目立たなくなります。
 
 
RYU矯正歯科クリニック郡山プレミアは、矯正専門医院ならではの技術でアンカースクリュー矯正を行っております。
矯正歯科学会指導医・認定医でもある院長が、お一人お一人に合った矯正プランを立てていますので、あきらめないで相談してください。