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【小児矯正】子どもがすきっ歯で気になる…「みにくいアヒルの子時代」とは?
こんにちは。
郡山市西ノ内の矯正歯科【RYU矯正歯科クリニック郡山プレミア】です。
「子どもの歯がぴっちりと生えそろっていない……」と、すきっ歯の状態が気になっていませんか。
じつは、成長過程で歯と歯の間にすき間ができる「みにくいアヒルの子時代」という時期があります。
今回は、成長過程にみられる「みにくいアヒルの子時代」とすきっ歯になる理由についてご紹介します。
子どものすきっ歯が気になり「歯並びが悪いのではないか……」と心配される保護者の方も少なくありません。
特に、中心の前歯が生え変わる5歳前後から生え始めて、8歳くらいまでの時期は、生え始めたばかりの歯は「ハの字」に離れて出てくるため、すきっ歯と思われることでしょう。
この時期を「みにくいアヒルの子時代」と呼び、アヒルが美しい白鳥になるように、すきっ歯はいつか整った歯並びに変化するという意味が込められています。
「え?中心の前歯がこんなに離れていても大丈夫なの?」と不安になりますよね。
結論からいうと、めずらしいことではなく問題ないことがほとんどです。
その後に、中心から数えて2番目、3番目の歯が生えることで、中心の前歯は押されて歯と歯のすき間が埋まることがわかっています。
通常は、様子を見て歯並びが整うのを待ちますが、お子さまが気になって前歯を舌で触る、指で触るなどの癖がみられる場合は、早めに矯正歯科で診てもらいましょう。
お子さまの癖が原因で、前歯が適切な位置に安定しないことがあるからです。
・舌癖や指しゃぶりの癖がある
・上唇の粘膜の筋が短い
・余分な歯がある
・2番目の歯が元々ない
このような理由から、前歯がすきっ歯になっているかもしれません。
歯並びを悪くする癖である「舌癖」や「指しゃぶり」をしている可能性がありますので、注意深くお子さまを観察してみましょう。
また、上唇の粘膜の筋が短かったり、中心の前歯の間に入り込んだりしていると、前歯がすきっ歯になることがあります。
こういう場合は、粘膜の筋を切除するなどの処置を行い、経過を観察します。
他にも、余分な歯が顎の骨の中に埋まっている「過剰歯(かじょうし)」が、レントゲン検査で発見されるお子さまがいらっしゃいます。
過剰歯があると、いつまで経っても「ハの字」のままなので、過剰歯を抜きましょう。
反対に、歯の本数が通常より少ない「先天性欠如歯」のお子さまもいらっしゃいます。
中心から数えて2番目の歯に多いのが特徴で、歯並びに悪影響を及ぼします。
郡山市西ノ内の歯科【RYU矯正歯科クリニック郡山プレミア】では、お子さまの矯正治療も行っています。
お子さまの癖が原因ですきっ歯になっていると判断した場合は、専用ルームで癖の改善を行います。
周りを気にすることなく集中して治療に専念していただけます。
また、キッズスペースも完備しておりますので、待ち時間を楽しくお過ごしください。
当院は、土日も診療を行っています。
平日お忙しい方も、休日にお子さまとご一緒にお越しください。